ポリエステルキャンバスバッグ


2025/1/8

いつもお世話になっている方に「面白い素材があるんですよ」と声を掛けてもらい見せていただいた素材がリサイクルポリエステルのキャンバス。岡山県倉敷市で旧型のシャトル織機でおりあげられた天然素材のようなメランジ感のある素材でした。しっかりと打ち込まれた素材で適度な凹凸感のある素材でした。

気になるので手元にサンプルを置いて、いつも見るようにしていました。素材サンプルを手元に置いたまま、しばらく経った時に、以前から懇意にしていただいていたFlathority(フラソリティ)さんから、何か一緒にできないかとお声がけをいただきました。

Flathorityさんはリーズナブルな価格で高品質なレザーグッズを作る東京の実力派ブランドで、以前から私も知っていたブランドです。色々とお話をしていくなかで、私がコンセプトとデザインを担当し、Flathorityさんは技術提案と製造を担当する、ということでプロジェクトをスタートすることになりました。

既に、現在、最高の素材と最高峰の技術で、美しく機能的であることをめざしてものづくりをしている「THESOLE」というブランドでバッグを扱っていますので、今回のこのプロジェクトでは、よりリーズナブルで使いやすく、機能性に富んだバッグつくりをコンセプトに決めました。

ブランド名は「THE SOLE bis made by Flathority 」(以降 bis)

「bis」はラテン語で、2つめとか、再び、という意味でTHE SOLEのセカンドラインという位置づけで誕生しました。

ここで、ずっと気になっていたリサイクルポリエステルのキャンバス生地こそこのbisのコンセプトにふさわしいものでした。さらにレザーと組み合わせることでより良い製品が生まれると思い、商品企画をスタートしました。